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手術体験記

 午後から手術、腋窩ブロックで右手関節軟部腫瘍摘除術を受ける。先日見た夢が正夢にならないかと、手術台の下でにゃっ太が見上げていないかと、とても気になる。怖くて寒くて、歯の根も合わないほどがたがた震えてしまい、リラックスしろと言われてもとても無理。腫瘍を切除し始めてからのほうが、妙に落ち着いた。神経鞘腫、まるでデラウェア葡萄の実のようで、ちょっと美味しそうだった。お世話になった医療スタッフの皆さん、医師・看護師・医療事務・手術機材を揃える助手の方、その高い技術とプロ意識と思いやり20070131204232_1 に、応援してくれた同僚に、深く感謝します。どうもありがとう!

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いよいよ明日

2件訪問。

 いよいよ明日は手術。無事に済んでくれれば良いと願うばかり。

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爆発しないで。

3件訪問。

 やっと新しい携帯電話を手に入れる。先月「バッテリーが爆発する」と言うことで一時発売を見合わせていた機種。”ターコイズ”は青の仲間だと思っていたのに、お店のお姉さんから見ると「緑」に近い色だったようで。でも、ターコイズブルーって言うじゃないね。それにしても、きれいな色。

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波乱万丈か平凡か。

お休み。

 「ビッグ・フィッシュ」のDVDを観る。ユアン・マグレガーがお父さん役(若い頃)。”現在の”お父さんもいい味出している。すごいほら吹きなのかと思ったら、実は「実在の」人たちが後からぞろぞろ出てくる。ファンタジーなのか何なのか。人生って、捉え方ひとつでずいぶん違うもの。平凡なつまらない人生にするか、波乱万丈・奇想天外なわくわくする冒険譚にするかは、その人の捉え方しだい。

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夢を見た

お休み。

夢の中で、私は手術室にいた。どうやら麻酔薬でショックを起こしたらしくて、意識不明、心拍も呼吸も停まりかけているようだ。挿管されて、カウンターショックで跳ねる私の白い体。私は自分のそんな姿をどこか違う場所からのんきに眺めている。ふと目を上げると、手術室の入り口に猫がいる。にゃっ太だ。私を迎えに来たらしく、人待ち顔に座っている。医師や看護師が走り回る足元にぽつねんと。私はふわふわと浮きながら、「にゃっ太ぁ」と声をかける。一緒に行こうかな、でもコジロウたちが家で待っている。困ったものだなぁ、ため息をついたところで目が覚める。まだ真っ暗な部屋。

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”猫”が変わる。

20070129215149 2件訪問。

 未明に真っ暗闇の中、コジロウが泣いている夢を見て飛び起きる。お昼休みにコジロウをお迎えに行き、帰りの車でずっと「なうなうなう、にゃごにゃごにゃごにゃご(おかあちゃん、おなかすいた、痛かった、寒かった、怖かった、何で早く迎えに来ないのさ)」と愚痴を言われなだめながら運転する。よほどおなかがすいていたようで、家に着いたとたんに「なう、なう、にゃごにゃご」と愚痴りつつ、大好物のいわしをむせながら平らげる。背中の毛並みがだいぶ荒くなってしまった。ずいぶんおしゃべりになってまるで「猫が変わった」みたいな。午後からは講義を聴きに行って、夕方はケア会議に出席する。

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手持ち無沙汰

3件訪問。

 コジロウがいないと、なんとも手持ち無沙汰。帰って玄関を開けると「ぐ、にゃーん(おかえりぃ)」と飛びついてきたのになぁ。なぜか今日はうるめが「なーご(お、夕飯が帰ってきた)」と懐っこい。おなかすかせていないかなぁ。さびしかったり、怖かったりしていないかなぁ。そんなこんなで、今日も不眠症気味である。(電話番だからマイスリーはお預け)

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過保護な親、それは私。

2件訪問。

 朝は1件訪問の予定で出かけたけれど、途中で「一人暮らしのおじいさんが起きてこない」とヘルパーさんの電話があり、お昼前に緊急訪問。風邪をきっかけに、精神的にも落ち込んだみたい。おまけに(私と同様)右手が痛いんだそうで。お気の毒。熱もなくお昼ごはんも食べられそうなので、明日の定期受診まで様子を見ていただく。

 午後はコジロウを関先生に連れて行く。お昼に帰って、「食止め」なので水の容器以外全部片付ける。「おなか減ったよー」と責められるのが切ないので、銀行に行ったり買い物をしたり。やっと約束の4時になったので送っていく。「手術が終わったら、お夜食に」と持参したいわしはあえなく却下。今夜も絶食して明日手術なんだそうで。ひもじいだろうねぇ、コジロウ。暫く会えないだけなのに、すっかり鬱。金曜日はお昼休みに迎えに行くからね、がんばれよー。

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職業病

3件訪問。

 どんなに悲しかったり悔しかったり心が揺れ動いていても、いつも笑顔で。平常心でいること。自分の感情をさらけ出して、患者さんを動揺させてはいけないから。穏やかに、冷静に、ポーカーフェイスで。何年もこの仕事をしているうちに、すっかり身についた「習性」であり、身の処し方。だから人前ではもう何年も前から、涙したことがない。涙が出ない。ただ笑顔で「心配ないですよ」と態度で表すだけ。たとえ自分のことで「えらいこっちゃ!タイヘンだぁ!」とパニクっていても同じこと。だから、ここ最近涙が出るのは、運転中とお風呂の中だけ

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ガス管だって。

3件訪問。

 眠れないのでマイスリーを処方してもらう。我が”愛する”右手は、駄々をこねてこわばって動かなかったり、痺れたり。前腕部をホッカイロで暖めて、何とかしのいではいるけれども。夕方のニュースを観ながら、ガス管だって40年近く経てば老朽化して破れてくるのだから、腕の神経だって少々故障したり腫瘍細胞が暴走し始めても仕方がないのかもしれないなぁ、と妙に納得する。

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そりゃまた急なことで。

2件訪問。

 右手の痺れは同様、日を追うごとにひどくなる。手首の少し離れたところにミニホッカイロを貼ったら少ししのげることに気づく。もう暫くはこれでいこう。

今日も昼間メールが来て、同僚が気づくわけがないのに心臓が早鐘を打つ。ためしにショートメールで送り返してみたがやっぱりだめ。携帯電話のメールはタイムリーで便利なのに。仕方なく、廊下の隅で小声で電話する。同僚がトイレにいたらアウト。話も中途半端で電源切れ。怒った声に聞こえなかっただろうか(当惑はしていたけれども)。ため息つきつつ、昨日の痛みが夕方までにぶり返しませんようにと、手首のホッカイロを服の上からそっと押さえる。

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爪切りは先着一名様のみ。

3件訪問。

 右手の調子がいよいよ悪くなってきた。中指がびりびり痺れ、冷たい水に浸けているみたいに冷たい。血圧を測ろうと送気球を握るのがしんどい。おまけに今日は爪切りで難儀。今までなら口元に笑みを浮かべながら難なくできたのに、力が入らずに手がプルプル震えてくるので、患者さんも手を引っ込めたくなるのが道理。一人目はやすりをかけてごまかしたけれど、夕方の最後の患者さんは時間がかかって痛くて涙が出てきた。早く帰って眠りたい。

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1週間違いで手術。

仕事を休んで整形外科に受診する。

 診断名は「右手関節軟部腫瘍」。切ってみなければはっきり言えないけれど、正中神経の「神経鞘腫(しょうしゅ)」なのだそうで。とりあえず、2週間仕事を休むための診断書を書いていただく。来週はコジロウの虚勢手術で、その次の週が私の手術予定。

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NK細胞が。

3件訪問。

 考えてみたら、一昨年の(もうそんなに経ったの?)11月以降、後ろ向きな気分でいる日のほうが多かったし、精神的な打撃になるような事件も続いたりで、きっとナチュラルキラー細胞がうまく働かなかったんだと思う。で、もともと持っていた腫瘍が大きくなったのかも。そう考えると合点がいく。泣きっ面に蜂ってよく言ったもの。こんな私を見て、「それ見たことか」と思う人もいるんだろうとふと思って、運転しながら泣けてきた。なにしろ、悪役だから。

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人生って?!

お休み。

図書館で借りた「パニック・ルーム」のビデオと、先日とどいたばかりのニコラス・ケイジの「ウェザー・マン」のDVDを続けて観ながらヨーガ(と言うかストレッチ?)。パニック・ルームのほうはどきどきしながら、強盗が三人三様の行動を取るところが面白くて、手に汗握る。それぞれの生き様がはっきり出ていると思う。父親は父親なりの論理で動くものだなぁ。で、ニコラス・ケイジのほうはやっぱり悲しいけれど面白かった。思うようにならないのが人生。まさに「くそったれ人生」。情けない男を演じても、それなりにはまってしまうものなのだなぁ。タフガイやテロリストの彼も痺れるんだけど。右手もやっぱりびりびり痺れてる。ああ。

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難行苦行(荒行??)

2件訪問。

 午後から仕事を休んでMRI検査。右手首の撮影をするので、右手を上に突き出して左腕を曲げて頭を乗せうつぶせの格好での検査。ウルトラマン登場のポーズで30分。「大きい音がして声は聞こえませんので、何か言いたいときにはこれを押して。」となぜか血圧計の送気球みたいなものを左手に握らされる。で、その格好のまま(決して腕を動かしてはいけない、微動だにさせられない)直径70センチくらいのトンネルに一人で”突入”。閉所恐怖症でなくても息が詰まる。この格好で30分。ドッキリカメラでだまされてる役の人みたいで滑稽。・・・30分。まだ?大きい音どころじゃない、工事現場みたいながっがががががっという音が数分続いて止み、ほっとしていたら今度はスピーカーの故障みたいなピーピーがーがーという雑音が数分続き、また次にががががが・・・。雑音がそのうちお坊さんの念仏に聞こえてくる。幻聴?耳が壊れそう。が、人間って単純。こんな状況でも一瞬居眠りしてしまった。

 昼間思いがけずにメールが来た。左耳を胸に当てて、鼓動を聴いていたら落ち着いた。ずっとそのままでいたかったけれど、そうもいかない。帰りに頭がぽっぽっとしてしまったけれど、暖かくて、うれしかった。

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やっぱり?

お休み。

 整形外科でも、手を専門としている今日の先生は週1回しか外来に来ない。で、9時半に病院に着いたのに、延々と待つこと2時間。やっと借りた「ダ・ヴィンチ・コード」下巻を読み進むことができたので良いとするか。でも、外来で「これはちょっと、まずいですよ。」と医師に真顔で言われて心底冷える。切って取っても「脱落症状」と言って痺れや麻痺が残ることがあるそうな。大きく切開しなけりゃならないので、外来手術では済まないし。右手が暫く使えないから仕事も休む(復帰できるかな・・・?)ことになるし、運転だってできないだろうし。帰りにためしに右手を膝に置いたまま運転したら、ウインカーが出せない。ハンドルだって左手だけだと心もとない。はてさて、困った。

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明日受診予定

3件訪問。

 紹介状を書いてもらったので、明日整形外科に受診予定。「神経鞘腫」とか、「シュワン細胞が腫瘍化して・・・」とか、いろいろな文字が目に飛び込んでくる。笑っているけれど、実は不安。

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氷よりも冷たかった。

3件訪問。

 午後から飛び入りで「エンゼル・ケア」だけの訪問に。明け方に亡くなったのに、朝まで気づかれなかったおばあさん。死亡確認が終わって午後訪問したら、もうかちんこちんに硬直して冷え切っていた。顔だけは眠っているように穏やかで。体を拭いて、着物に着替えさせるのに悪戦苦闘。ぽきんと骨が折れちゃったらどうしよう。何とか足を伸ばして腕を組めたのでほっ。

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ちくちく、痛い!

3件訪問。

 お昼の時間に、先日から気になっていた手の痺れのために受診する。右手首の腫瘤が先日より大きくなっているような。エコーを取ったらくっきり黒い塊が移っている。1センチメートル。大豆くらいの大きさだそうな。で、局所麻酔をかけて中に溜まったものを吸い出してもらおうと・・・。ちくん!びりびりびりっと中指まで痺れた。神経の腫瘍だって??このまま右手が動かなくなったらどうしよう。悶々。仕事ができなくなったら、困っちゃうだろうなぁ。夕方の訪問でうまくポートの穿刺ができずに、不安がさらに大きくなる。

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仕事始め

3件訪問。

 今日は初仕事。久しぶりに仕事したら、すっかり目が乾いて痛くてたまらない。数日休んだだけなのに、体はすっかりお休みモードになっているみたい。

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